top of page

太陽光パネルリユース・リサイクルの必要性について
The need for solar panel reuse and recycling

予測される大量廃棄への対応
2000年代に普及が加速した太陽光パネルは、その一般的な寿命である25~30年の経過後やFIT期間満了後に、大量に廃棄されることが予測されています。
環境省の推計では、排出量のピークが、2042年に約46.6万トンになると予測されています。
全国の導入量のうち愛知県の割合は4.34%(※)であり、2042年の県内の排出量は最大2万トンになると予測されます。
※2025年8月現在
最終処分場の逼迫回避
年間50万トン近い排出は、2021年度の最終処分量(869万トン/年)の約5%に相当し新規建設の厳しい最終処分場の容量を逼迫させてしまいます。


資源の有効活用と100%リサイクルへ
太陽光パネルは、ガラスが約6割を占め、次いでアルミニウム、銅、銀、シリコン等で構成されています。これら資源の有効利用。これらをリサイクル・リユースすることで、最終処分量を抑制し、新たな資源採掘の必要性を減らすことができます。
また、使用可能な太陽光パネルは、リサイクルではなくリユースすることも重要です(太陽光パネルとして使い続けられるよう中古市場に流通させる等)。
環境負荷の軽減と最終処分の回避
太陽光パネルには重金属などの物質が含まれる場合があり、不適切な処理や放置はこれらの流出、環境汚染を引き起こす可能性があります。
また大量の太陽光パネルが適切に処理されず埋め立てられると、最終処分場の寿命を圧迫する懸念や、火災等の安全上の問題があります。

bottom of page